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彼女の決断

友人からの電話。

離婚を決断したという。

「おめでとう!」


離婚が良い悪いの価値判断は、当事者でないかぎりできません。
迷い迷って、悩んで考えて、前を向いた彼女の姿勢を祝福したいと思いました。

彼女のすばらしいところは、いかなるときも
「どうしたらいいのか?」と発言しなかったこと。

私の悩みを散々聞いてくれたあとも、「こうしたらいい」という発言もしない友人。

人が、自分の人生の決断をすることができるのは自分ですね。

よわったとき、頼りになる人物、占いなどに助言を求めることは多くの人があるのではないでしょうか。
そこで助言をうけることは良いと思いますし、そこから自分にとって心落ち着く言葉や
刺激を受ける言葉を聞けることもあるかもしれません。
けれど、そこからどの道を選択するのか決断するのは自分。
仮に、占いどおりに決めたとしても、その占いの結果を信じることを決断するのは
「自分」ということではないか、とも思います。
自分が決めた道こそが、他からどのように映ろうとも自分に与えられた最良の道なのかもしれません。

いかなる権力者、道徳者、精神世界の達人からの指南があろうとも私の道は私が決めます。
だって、「私」が歩く道ですから。

生きていくうえで、ハードルと出会うとき
そこに、ぶつかること、よけること、一生懸命に呼吸をして呼吸困難をおこしながら飛び越えること
すべて間違っていることなんてないのではないかと思います。
その人それぞれの適した方法で進むことが誰でもできると思います。

ただ、そこで立ち止まることができないということだけが、共通することかもしれません。
無常にも時の流れは、人を、ある時間で停止することを許しません。
自分ひとり身動きが取れないと感じても、時計の針は動いています。
鼓動の音も聞こえます。

彼女は、私の友人は、ハードルの越え方を模索しつづけ次のステップに進もうとしています。

Congratulations!
by pop-daisy-go-go | 2005-04-12 10:37 | je pense...
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